ちょっと前に考えた中編くらいのの断片です。

なんか，ぼんやりと浮かんできたので。

語り手が小学校２～３年生くらいの設定なので，

どういうことばでしゃべるんだ！？

と戸惑いつつも，30分くらいで書き上げました。
だいぶ荒削り。

これも一度ちゃんと書きたいのですが，そんな感じのネタがたまりまくってて困る。
こうやって断片を書いて，まとめていきたいですね。

人生レールの旅は
順調らしい
膨らんでいく
願望に
圧迫死する夢を見た

人生レールの分岐点
がたんと止まる
不安で膨らんで
爆発
ひとり取り残された

見たことがない標識
不意に現れる分岐点
見事な景色の陸橋
進む先はそれにそれて

卒倒

その脇を滑るように進む
目的地はちらちら
次第に遠ざかる
目的地を望んだのは誰？

警笛が鳴る
目的地が書かれた掲示板
ホームで必死の形相で
警笛が鳴る
示された先には、
遙か彼方に目的地の端っこ

汽笛を鳴らし、
示されたレールを走ると
後ろで満足そうな顔

ごめんなさい

分岐点で進路を変えて
もうすっかり目的地は見えない
警笛警笛警告警告懇願哀願

ごめんなさい

よげんのしょにはちゃんと、
この日のことは書かれているんだから。

思い通りに行かないのが子どもだと。
母さん、父さん、あなたはそれをついぞ読まなかったの？
あなたはそれを否定したの？

またレールがつながる頃に聞いてみたい。

〈了〉
20080131

〈君と７題〉
　愁い髪
　漆黒の瞳
　濡れた首筋
　繊細な指先
　なぞる腰
　白い足
　君を忘れない。
　提供：○●白黒アリス

７題終えられるようにがんばります。

《white Christmas》

灰色の雲から
冷たい雨ばかり
あの向こうには
銀色の月
幻のようだね

雪の降る中
銀灰色の世界
まつげさえ凍りついて
世界は結晶
吐く息はきらめき
君の笑顔だけ
あたたかかった

全てを溶かし
白の世界に
ぬくもりさえ感じる


灰色の空
冷たい雨ばかり
誰の鏡
濡れていく
凍り付いてしまえ
世界ごと

埋めていく真白に
思い出さえ埋もれ
跡形もない

雪の降る中
銀灰色の世界
まつげさえ凍りついて
世界は結晶
吐く息はきらめき
君の笑顔だけが
あたたかかった

ぬくもりを忘れ
両手は
ただカラのまま


ひとひら
はらはら
灰色の涙雲から
白く白く
染めていく

銀色の月
空にあふれて
あたたかな贈り物
カラの僕の手に

君の笑顔が
浮かんで
溶けた


---------------

……あれ？
ポジティブなものになるはずだったのに

君の瞳の奥で
小さな君が震えているの
僕は気付いているの
君は知らないけれど

そっとゆっくり
のぞいていればいいよ
僕はずっと じっと
待っているから

世界はひとっ飛びに
ぐるりと回って
君の小さな体は置いてけぼり
そっと世界の隅で
うずくまってる

君の瞳の奥で
小さな君が震えているの
気付いてるけど
僕は知らないフリ

そっとゆっくり
顔を上げればいいよ
またうつむいてもいいよ
僕はただ
待つだけだから

世界の回転速度は
君を弾き飛ばして
宙にゆらゆら
君の軽い体は
どこまでも彼方に

君の瞳の奥で
小さな君が震えているの
僕が気付いているの
君は気付いているね
そっと伺うように
息を潜めて

君の瞳の奥
震えてる小さな君は僕で
僕はそっと顔上げ
やっと君に笑いかけた

こういう感じの話が好きです。

よしもとばななさんみたいな作品が書きたいです。

恋愛物が苦手なくせに
何組か頭の中に常駐している子達がいます。
が、そいつらが恋愛物をしているかと思うと、ちょっと考えます。

　もうね、大好きなんですよ。
　Ｌが。

　先日、友人宅でＭＤのイヤホン渡す時に
「エル（左）、こっちはライト（右）」
と無意識に言い、
（や、Ｌといったときに、レフト、といったほうがわかりやすかったかなと思ったので）
（だったら、最初から日本語で言えよって感じですが）
　そしたら、別の友人が激しく反応してくれて、ちょい満足していたり。

　ちょい前の作品です。

　そこはかとなくただようものは無視してください。
　中村明日美子さん、好きなんですよ。
　そういう感じで頭の中で再生してください。

DEATH NOTE　映画版後編の二次創作的な夢小説です。
全く別物として読んでいただきたいなあと。

好きなタイプなんですよ、こういう雰囲気。

動作のお題20by 鳥篭/お題配布場所http://uccello.skr.jp/100/

一挙掲載です。
01：手を伸ばす
02：本を読む
03：寝転がる
04：歩く
05：座る
06：ものを投げる
07：あやとり
08：ツッコミを入れる
09：立ち上がる
10：つまづく
11：ものを掴む
12：手紙を書く
13：洗濯物を干す
14：服を着る
15：歌う
16：飛び降りる
17：蹴る
18：背負う
19：絵を描く
20：抱きしめる
あとがき

こんなふうな昔話

　こういう光景大好きです。

　綺麗だと思うんですよね、こういう光景。

　私家版夢十夜、記念すべき第一作目
　こういう話が好きなのです。

　双子というテーマは、自分の象徴的なもののひとつです。

　勇者の話を聞くたびに、こんなことを思うのです。

旧あとがき
　この作品はH16の秋に作った作品です。
　で、今頃upする（現在H17・秋）。
　黒揚羽蝶という存在は大好きです。あの儚くて、黒い、退廃的な雰囲気が。
　狂う、というと、春が連想されそうですが、秋も狂う季節のような気がするのでした。

お久しぶりの方も、はじめましての方も、こんにちは、ミツヒトです。

サイトを始めてはやン年
半分以上が休止期間というなんともものぐさな管理人でごめんなさい。
ぶっちゃけ、新しいページを作るのがめんどうでめんどうで・・・
ちまちま構築していくのは大好きなのですが、ちょっとそこまで手が回らない日常になってしまってました。

ってことで、心機一転、ブログという形で、リハビリも兼ねて再始動しようかと思います。
名前も変えちゃいました。
サイト名もＨＮも。
ミツヒト・ハルタ(仮)でございます。
本名知っている人は、ＨＮをパズルのように解くと、なんでこんな名前にしたのかわかるんじゃないのかなと思います。

相変わらず亀更新のサイトだとは思いますが、よろしくお願いいたします。
旧サイトもそのまま残しておきます。
また、ブログ(日記)のほうは引き続き以前のまま使っていきます。
こちらは純粋に、作品のみの掲示にしていくつもりです。

それでは、小さな小さな世界のお話を、ごゆるりとお楽しみ下さい。

2009/12/2　ミツヒト　拝

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