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小説・詩・他いろいろを載せて行きたいと思います。
旧サイト(http://kleinewelt.nobody.jp/)の作品も順次こちらに移動させていきます。
ブログでリハビリしながら、またサイトを作っていきたいなあと、のんびり思っている次第です。
それでは、よろしくお願いします。
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詩《一葉の写真と向き合う独白》
《一葉の写真と向き合う独白》
まぶたを閉じると、 網膜上に焼き付けられた、 一枚の像が、 静謐な衝撃でもって、 僕を覆い尽くす。 儚くも圧倒的な、 コクビャクの濃淡は、 キョウキ的な勢いのまま、 浮き上がっている。 風に吹かれる前の、 厚く層を重ねた枝々、 僕はその一瞬を、 永遠の中で見守っている。 刹那、 永遠の先の果てでソレラは、 一斉に舞い散ったのだろうか。 季節外れの幻のように。 僕の目の前にはただ、 切り抜かれた一瞬が、 静止した未完の姿で、 存在している。 色を失った僕は、 転写された像に惑わされ、 冬と春の二重世界を見つけた。 そこではただ、静寂だけが降り積もっている。 僕の姿は吐息のひとつでさえも消えていた。 --------------------- 先日観に行った展覧会の一枚の写真 が焼き付いてはなれません。 うまく言葉にならないかと足掻いてみても、字だけが滑っていきます。 写真てすごいのですね もともと絵は好きですが、写真は記録写真しか観たことがなくて。でもやっぱり、写真にも作家の息吹きは吹き込まれるのですね。 もう一枚、好きになったのがありまして、それは月を撮ったのだったかしら。 映像(絵とかスケッチとかとか)に詩をつけるのは前にもしてて、 最近またやってみようかなと思いつつあります。 言葉はやっぱり難しい 映像に負けないようにするのが難しい PR コメントを投稿する
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